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俺…黒継 双輝〈クロツグ ソウキ〉は困っていた
双輝「…迷った」
さっきまで近所の緑溢れる自然公園で散歩してたはずなんだが…
なぜ俺は所々にファンタジーなキノコの生えてる薄暗い森にいるんだ?
双輝「なぜだ…歩いてる途中で変な落とし穴に落ちたと思ったらいきなり変な森とか訳解らん…」
はぁ…誰か人とかいないのか?
と、俺が考えながら歩いているといきなり周りが闇に包まれ何も見えなくなった
双輝「うお!?なんだ!?何があった!?」
?「あなたは食べてもいい人類?」
双輝「…What?」
?「何?じゃなくてあなたを食べてもいいか?って訊いてるの」
あ、英語通じた
双輝「却下。つか人間なんて喰っても美味しくないだろ」
?「冗談言わないでよ。妖怪にとって人間は食料でしょ?」
…妖怪?
双輝「え?君妖怪なの?」
俺がそう尋ねると周りの闇が薄らいで相手の姿が見えるようになった
?「そう妖怪。私は宵闇の妖怪ルーミア。もう一度訊くけどあなたは食べてもいい人類?」
…参ったなこれは
双輝「散歩してたら幻想入りってか…マジで勘弁してくれよ…」
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