● 前編 ●

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   SE : チャイムの音   朱里 「ん―――!やっと終わった――ッ!なんかさっき来たばっかな記憶があるんだけど、きっと気のせいよね!」   咲哉 「なぁなぁ、朱里!帰りにゲーセン寄らね?新作ゲーム入っててさぁ―!」   朱里 「ほんとに!?行く行く行くッ!」   優愛 「ねぇねぇ、咲哉くんと桜井さん、ゲームセンターに行くのぉ?あのね、ユメね、そういうとこ行ったこと無くってぇー…」   咲哉 「マジ!?じゃぁ一緒に行こうよ、優愛ちゃん!すっげー楽しいから!」   優愛 「ほんとぉーっ?行きたぁい!」   咲哉 「オッケー!大歓迎だぜ?な、朱里!」   朱里 「あー……うん、そうねー……。 (嫌そうに)」   優愛 「…ごめんねぇ、ユメ、やっぱり邪魔かなぁ?桜井さん、咲哉君とデートしたいみたいだしぃ…。(デートを強調して)」   朱里 「な、な、な訳ないでしょ!!ばっかじゃないの!?来たいなら勝手に来れば良いじゃない!」   咲哉 「おいおい朱里ぃ、そんなきつく言う必要ねーだろ?(苦笑しながら)」   女子① 「あ!居た居た!朱里ぃ、あ、有栖川さんも、鍋先(石鍋先生の略)が呼んでたよー!」   朱里 「鍋先が?なんでだろ?」   優愛 「咲哉くぅん、待っててくれるぅ?」   咲哉 「勿論!ほら、二人とも行って来いよ!」   朱里 「そうね…。いこ、有栖川さん。」   優愛 「うん!じゃぁ、後でねぇ!咲哉君っ。」    SE : 靴音   
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