● 前編 ●

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  朱里 「明日かー…ってか1日の補習で何とかなるもんなのかしら…。教えるの同じ生徒だし。」   ほのか 「ふふ…、でも鈴宮さんたちは成績がいいことで有名ですよ?」   朱里 「へー!あんなオチビちゃんたちがねぇ。」   咲哉 「朱里!終わったか?ゲーセン行こうぜ!」   朱里 「あ、そうだったわね!…ほのか、一緒に行く?」   咲哉 「行こうぜ、三好!ぜってー楽しいから!」   ほのか 「ありがとうございます。…けれど今日は遠慮しておきますわ。ごめんなさい…。」   咲哉 「そ、そっか…。(見るからにがっかりして)」   朱里 「有栖川さんも白鷺とか大道寺と一緒に帰っちゃったみたいだし、仕方ないからあたしが一緒に行ってあげるわよ!ほら!」   咲哉 「マジサンキュー!朱里ー!持つべきものは友達だよなー!」   朱里 「べ、別に大したことじゃないわよ!…じゃあね、ほのか!また明日!」   ほのか 「えぇ。また明日。」   咲哉 「明日なんかあんの?」   朱里 「補習よ、補習!」   咲哉 「マジ?三好も?」   朱里 「ほのかは病欠多いからねー。テストん時も来てなかったし。…あとは、大道寺と白鷺と有栖川さん、Bの早乙女君と特別教師がCの鈴宮三姉妹よ。」   咲哉 「色モノ勢ぞろいじゃん。…な、俺も行っちゃダメかな?」   朱里 「鍋先来ないみたいだし、良いんじゃない?」   咲哉 「よっしゃ!明日が楽しみだぜーッ!」    SE : 靴音  
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