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『アイスうまー』 『やっぱり夏はアイスだなァ』 こんにちは。 美咲真です。 只今あたしは、まどかと美羽と3人で柊組に来ています。 そしてあたしと芳樹は、まったりとアイスを食べています。 ちなみにソーダ味です。 『吉田さん、そこ間違ってます』 『え?え?間違ってるのォ?』 『そこは応用だから、こうだろう』 まどかと美羽は鉄さんと一緒に勉強している。 偉い。 あたしは一足先に集中力が途切れて、芳樹とシャリシャリ君を食べている。 うまい。 『あたしら、こんな呑気でいいのかな』 『仕方あるめェ。動きようがねェ』 『そうだけどさ』 これからどうしようかと考えていると、バタバタと廊下から音がして竜さんが現れる。 『おう、竜。騒がしいな』 『すみません!トイレ我慢してまして!』 『そうか。テキヤはどうだ?』 『この暑さなんで売れ行きいいッスよ。それで至急カジさんの部屋からシロップ持ってくるように言われてまして』 モジモジとトイレを我慢しながら話す竜くんが可哀相でならない。 『竜くん、トイレ行っておいでよ。あたしシロップ持ってきたげる』 『そんな!大丈夫ですよ!』 『いいって、気にしないで』 『俺もシロップ運ぶの手伝ってやらァ。まずモジモジしてねェで済ましてこい』 『芳樹さん、真さん、すいません』 竜くんはバタバタとトイレへ駆け込んで行った。 大丈夫かな? 『んじゃカジさんの部屋行こ?』 『ああ』 あたしと芳樹はアイスの棒をごみ箱に投げ入れて、カジさんの部屋へと向かった。
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