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ひとまず、俺は中田君に吹きかたとか 一通りの事を教えた。 かなり手こずっていたけど、この調子ならなんとか… いけるかな。 楽器を片付けていると、 「先輩、これはどこになおせばいいですか?」 なんか弱々しい声だ。 見れば中田君が片付け終わった楽器を持っている。 「それはあそこの棚に置いててね」 俺は壁際にある棚を指差した。 中田君は置きに行った。
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