序
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「イツキ。何をぼんやりしてるの?」 産婦人科のベッドに寝ているカナが、イツキに笑いかけた。 「いや、この戦いがいつ終わるのかなと思ってさ」 イツキは、椅子に座り直す。 「あの時から、十年経つのね」 と、カナは、膨れた腹を摩る。 「まさか、俺が、お父さんになるとは思わなかった」 イツキは、照れたように笑う。 あの時から、考えれば、想像も着かない展開だった。
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