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あれ…こっちを見てる?
あっ!!近づいてきた!!
猫「にゃ~ん」
風華「…か…かわいい」
のうちゃん「私の魅力をもってすれば人間なんて目じゃなくてよ」
風華「撫でさせてくれるの?」
ゆっきー「まさじぃ。この人間をどうするか今のうちに考えてくださいな」
みっちー「僕たちの掟では、猫集会を人間に見られた場合その人間を消さなければならないんですよね」
ゆっきー「あぁ、まぁ…例外もあるがな」
まさじぃ「消すしか…ないかのぉ…」
ゆっきー「そうですな…」
ん?…なんか猫ちゃんたち
さっきと雰囲気が違う
目がぎらぎらしてるって言うか…
獲物を狙ってるような…
痛!?
…噛まれた、もしかして…ヤバい?
猫「ヴニャー!」
風華「キャー!」
風華「ん…あ、れ?あたし…?なに、して…」
みっちー「よかったー!ほんとにあの人間の子消しちゃうのかと思いましたよぉ!!」
ゆっきー「例外もあると言っただろ。今回のはあいつが人間の子供だから話を聞かれたとしても大人は信じんからな」
のうちゃん「おとぎ話の読みすぎとか、夢でも見たんだとか言われるのがおちね」
いち「人間の大人は人間の子供の言うことを信じないもんね」
みっちー「仲間を信じないなんておかしくないですか?」
のうちゃん「だから人間は愚かなの。
猫の世界では有り得ないけどね。
まさじぃもそんなとこに呆れてあの子を消さなかったのでしょ?」
まさじぃ「いや…単にめんどくさくなった」
猫「…え」
飼い主「お市~、光秀~、濃姫~、幸村~、正宗~…みんな~ご飯だよ~」
いち(お市)「やった~ご飯だ!!」
みっちー(光秀)「ぼくもうおなかペコペコ」
のうちゃん(濃姫)「今日のお夕飯はなにかしら。美容に良いものがいいわ」
ゆっきー(幸村)「私が一番にいただく」
お市「あ!ゆっきーずるい!」
幸村「その名で呼ぶなー!」
光秀「2人とも待ってよー」
濃姫「私の華麗な走りを見なさい!それでわお先に失礼」
光秀「のうちゃんまで~」
まさじぃ(正宗)「若いもんに負けるかー!!シャシャシャ!!」
猫「ま、まさじぃ!!はや!!!」
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