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「海道学園」この県で一番の難関校。そこに通う神凪魅鬼(かんなぎみき)は学園トップの頭脳の持ち主。…しかし彼には生活面に問題があった。
「兄ちゃん、無視かこらぁ!?肩ぶつかっただろ?」
男は彼が制服を着てるのを見て金をいくらかせびれると思った。
「…よけた方にぶつかってきたんだろうが」
低く放たれた声は男の感情を高ぶらせた。
「あぁ、なめとんのかお前ぇは。人が下手に出れば調子にのりやがって…あぁ」
男が彼の腹に拳を打った。
「…これで正当防衛になるよな」
彼はにっこりしながら言うと…
「グハッ…わっ悪かった…ゲホっ頼む…お願いし…」
男は悲鳴をあげ、しまいには命乞いになりました。彼は芋虫になった如くの男の体を平気で踏んずけ学校に向かいました。
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