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祖父を恐れ、武というモノから逃れたくて必死で勉強をした。
魅鬼は孤独だった―頭が良すぎ、体力も周りの子達を遥かに置き去りにした。
そして、栄吾、守に出逢い、友達を知った。
「美味いなこれ!!」
栄吾は買ったたこ焼きを頬張りなが言う。
「魅鬼のやつ、勿体ないな~」
守も頷きながら、味を味う。
「あ、あれ生徒会長じゃね?」
栄吾が指さす先には女子生徒がいた。
「本当だ、相変わらず怖わいな」
肩をすくめて見せた。
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