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「それで…どうすればいいんですか…?」
《刀を持った時…心を無にしなさい…》
「心を…無に…する…?」
そう言ってると背後から気配を感じた、
「何者!!」
<ア゙…ア゙ア゙ア゙…>
そこには血塗れの化け物が居た
「来たわねッ!!」
斬り掛かろうとした瞬間
(ーーー!?ーーー)
(足が…動かない…!?)
私は恐怖のあまり、足が震えて動かなくなっていた
《今こそ私の力を…!》
(ーーえ?ーー)
《心を無に…》
(ー頭の中…真っ白…ー)
《早く…!》
ザシュ
響きの良い重低音と共に鋭い痛みが走った
(ーー?ーー)
おそらくこの時私は何も考えられなかっただろう
《心を無に…》
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