Meeting

プロローグ

紅い葉で一面を敷き詰めて作られた自然の絨毯に体を倒した。

木々はなく、少し先には緑が続いている。

どこから落ちてきたのか、または、どこから飛んできたのか、不自然とソレはそこにあったのだ。

左腰に差している短剣2本をホルダーごと外し横に投げ、体を仰向けに反し空を仰いだ。