『怪物‐MONSTER‐からヒトへ・・・』‐ゼロ‐

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サボりだか遅刻だかの女子高生が1人、ホームに立っていて見事なぐらいパンツ丸見えだったのだ。 パンチラと言うよりパンモロの域だ。 当時はミニスカにルーズソックス全盛期。 スカートの下にジャージ、という禁じ手はまだあまり普及しておらず、誰もが競うかのようにスカートを超短くしていた古き良き時代・・・ そんな旧時代の遺物をオレ逹はグリーン車で堪能していた。 途中、オレ逹がガン見しているのがバレたのか、女子高生にウ〇コを見るような目で見られたが・・・ 「グリーン車いいですな。ハジメさん」 「ですな稲本さん」 ジンまでもがウ○コを見るような目でオレ逹を見ていた。 ホントは見たいクセに!! ジンは普段はアホなくせに、外に出たりすると意外と大人しくなる。 ノってくれば常識の垣根なんか普通に飛び越えてしまうが。 オレ逹を言葉巧みに焚き付けて、恥態を眺めながらウケている・・・ 言葉にするならこんな感じだ。 そんなアホ逹を乗せた電車は、どんどん地元から離れて走っていく。 アレ? 旅行の話なのに・・・ こんだけページを使ってもまだ地元から進んでない
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