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他にもエージが来店した際には、他の若い客と軽くモメたり・・・
ちなみにウチのファーストフードは、当時店の目と鼻の先に、夜な夜な若者が溜まる大型のゲーセンがあった。
なので客層もそれなりだ。
後々エージに聞くと、女子店員に自分をカッコ良く印象付けたかったらしい。
実際は客とモメる時点で女子店員達の目からはアウトである。
アウトローな男がカッコ良く見える気持ちは、痛い程理解ができるのだが。
そんな中二病気質もまだ抜けない三十路のオレ(笑)
ジュンイチが来店した時は最悪だった。
女子店員の今身に着けているパンツを注文する程のKYっぷりである。
マミさんはそんなオレの友達を見てきている。
だからこその
『オレの周りには変なヤツが多い』
発言だ。
「ま、マミさん、小妻はオレの手を離れたし元の性格とかまではさすがにどうにもできないっすよ。てか、なつかれてるとかはないし」
小妻はバイトに入ってまだ1ヶ月も経ってないのだが、TOKIO松岡似のそれなりにイケメンにも関わらず、女子店員から敬遠されていた。
「小妻と仲良いとかじゃないんだ?」
「仕事だけっすよ」
「稲本さ~ん!今日バイト終わったら遊んで下さいよ!」
まさかの小妻入店。
・・・さ、帰るか
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