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『分かった分かった。じゃあ今日はムリだけど明日かあさってとかでいいかな?』
「それならオレ明日もバイト入ってるから明日バイト終わった後にしてくれ」
『いいよ・・・あ、それと兄ちゃんの部屋にまだ青竜刀あるの?』
「あ、あ、ある・・・けど」
『いや、ホラ、リオのタマ切り落とさないといけないから』
・・・覚えてたんだ
「まぁ、好きにしてくれ。オレじゃないし」
『じゃあまた明日』
そして今日も家に帰ってはこないんだ(笑)
てかホントに青竜刀持ってくんのかな
オレは通話を切るとリオを見る。
「・・・だってさ」
「いやいや、ちゃんと説明して下さいよ。俺には声聞こえなかったし!」
リオは食ってかかってくるが、説明するのも面倒なオレ。
「うるせえな。明日この店にミヤビが来るってよ。ホレ、分かったらとっとと帰れ」
「そ、そんな!遊びいきましょうよ!」
オレは適当にリオをあしらうと、いつまでもサボッてるワケにはいかないので仕事に戻る。
リオとはこの先も付き合いが続くと前述したが、正直この頃はどちらかと言うと『ウザい』が先行していた。
それに反応とかボケとか、普通すぎて何してもつまんなかったし
これはハジメ中毒の症状だろうか?(笑)
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