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しっかし、インパクトはあるけどファニーが彼氏役ってのは、ちとムリがあるだろ?
とかも思ったのだが・・・
「ミヤビ、もうすぐ夜勤のバイトも来るし、客だって来るかもしれないから暴れたりすんなよ?」
とだけクギを刺しておいた。
「はいよ」
即答で答えが返ってきたのはいいのだが、オレには全くもって安心できない。
まぁ、本当にオレの青竜刀を持ってきたワケではないので、血肉祭になる事はなさそうだ。
「まぁ、座りなよ」
ミヤビは席から立ったまま固まっているリオに、着席を促す。
「・・・」
リオはサングラス越しでも、動揺バレバレな表情のまま動かなかった。
そんなリオに・・・
!!!
いきなりミヤビの半歩踏み込んでの右ボディブローがリオに直撃する。
思わず反射的に見ていたオレの腰が浮いたくらいだ。
「座りなよ」
「~~~っ!!」
崩れ落ちたのか我に返ったのかは知らないが、リオは声にならない声をあげながら席に座る。
そういやあのボディブローもオレが教えたんだっけ・・・
数秒前に暴れないでって言ったばっかりじゃん(泣)
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