バスターコール

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「・・・で?」 リオとミヤビとファニーが4人席に座ってしばらく間が空いた後、ミヤビは目の前に現れた露出狂の粗チ○を見るような目でリオに話しかける。 「あ、いや・・・」 リオは挙動不審になりながら話し始めた。 先程までの勢いはウソのようである。 「こっちの彼が彼氏?あ、いや、スゴいね」 ファニーを指すが、ファニーは苦笑いしながら黙して語らず・・・ 「・・・」 「・・・」 そして再び凍てつく冷気が漂うような沈黙。 オレは業務をこなしながらそれを見ていたのだが、段々焦れったくなってきた。 夜勤来るまで、まだ時間はあるな・・・ 客がこのまま来ないといいけど オレはコーヒーふたつとシェイクを持って、3人の席まで来るとそれぞれの前に並べた。 これは注文されたモノではなく、オレが入り込むための布石みたいなモンだ。 ちなみにシェイクはファニーの前に置く。 ナゼかって? 理由は知らないが、黒人の客はほとんどシェイクを頼むからだ! さぁ、喜んで手に取るがいいファニー! ファニーは微妙な顔をしながらシェイクをスルーした。 オレ! 選択ミス!
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