『怪物‐MONSTER‐からヒトへ・・・』‐ゼロ‐

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ついにオレまでもが盛大に吹き出してしまい、釣られたのかジンも大笑いする。 2人も頑張ってこらえていたのだろう。 オレ逹全員、その反動はすさまじいものだった。 「テメェら何笑ってんだよ!ブッ殺さるれ・・・されてえのか!!」 ・・・噛んだ! せっかく巻き舌でスゴんだのに、今噛んだよね!? 何だこの天才は! 「だーっひゃひゃひゃひゃひゃ!」 しまった!こっちから火ダネを作ってしまった!とも思ったが、もう止める事は不可能だった。 「ゴルァ!たれぱんだ!立てや!」 マサはハジメの胸ぐらを掴むと、ムリヤリ立たせようとした。 ちなみにマサがハジメの事をたれぱんだ呼ばわりしてる理由は、単純にハジメがピンクの生地にたれぱんだが大きく書いてあるシャツを着てたからだ。 一体ドコから入手したのか、きっと当初の目的はオレ逹からウケを取ろうと着てきたのだろう。 だが、そんな程度の事ではピクリとも笑わないオレとジンは、ずっと普通にスルーしていた。 しかしマサにとっては格好のイジリどころだったのだか・・・ 見事にハジメの事をたれぱんだ呼ばわりしていた。
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