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オレは自分でユウカにどういう状況で何をしたのか、いくら記憶を手繰り寄せても思い出せなかったため、心臓がかすかに高鳴っていた。
最悪のケースも考えうる。
「え~っと・・・さぁ・・・ユウカ・・・」
オレがどう切りだそうか悩みながら口を開くと、ユウカも同時に口を開く。
「稲本さん!ふつつか者ですがよろしくお願いします」
そう言いながらベッドの上で軽く頭を下げた。
・・・ん!?
当然オレの思考回路はオールフリーズ。
ま、ま、ま、まぁ・・・
取り合えず服着よ?
君ほとんど全裸だよ?
『服着ろ』
とかムダにカッコつけてるけど、ホントはもみたくて仕方ないんだからねオレ
目の前に柔らかそうなオレンジが2個揺れてるんだもん
そしてこれはタダの朝勃ちだからね?
さっき君が寝てる時に色々じっくり見てたけど、ちょっとだけブチ込んでしまおうかなぁ、とか考えてないからね?ね?
そんな妄想をしながらムダに理性と戦い、オレはユウカの首までまくれたシャツを戻した。
「つまり・・・どういう事?」
とか何とか言いながらも、オレの頭には『おっぱ○い』『ワシ掴み』の単語しかなかった。
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