アリスト狩り

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ぅぐぉぉぉぉぉ! 情けないオレと秦野さんがのたうちまわっていると、ついにウチの最終兵器女帝が前田さんの前に立ち塞がった。 どうやらフリーズ状態から立ち直ってくれたらしい。 オレ達の時間稼ぎはムダではなかった・・・ 普段は消えてくれればいいのにとか思っててごめんなさい こういう時は勇次郎並みに頼りになるぜ あとは頼みましたぜ・・・ 店長・・・ オレと秦野さんは最後の力を振り絞りながら親指を立てて不敵に笑うと、役目を終えて糸が切れたかのようにガクッと気絶した。 いや、ウソですが(笑) まぁ、そんなどうでもいいオレと秦野さんは置いといて・・・ 店長は前田さんの腕を掴んで静かに言い放った。 本気の本気で怒ってる時の店長である。 「前田ァ・・・いい加減にしろ。これ以上話をややこしくする気か?」 「オイオイ、散々好き勝手やってくれたアリストがココに居るっつうのに大人しく引き下がれっつうんすか?店長こそ放してもらえんすかね」 さすがにいつも店長には引き下がる前田さんでも、今回ばかりは怒りの目を向けた。 オレだったらオシッコちびるどころか、全部漏らす程の眼光である。
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