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「て、店長さんよ・・・少し落ち着けや」
「そうっすよ。ワザとじゃないんすから」
このトシでも大人になりきれない、ネバーランド症候群の店長。
そんな理不尽にも鬼のようにキレている店長を見かねて、前田さんと・・・
あろう事かオッサンが店長をなだめ始める。
２人共、店長のあまりの理不尽さと噴火具合に、ある種圧倒されたのだろうか。
先輩ドライバーは消えてしまうのではないか？と思うぐらい恐縮してあやまり続けていた。
「あぁ！？外野は黙ってろ！」
だが、それすらも店長は受け入れない。
「まぁまぁ、ワザとじゃねえんだし」
「そうそう。コイツだって店長を嫌いでやったんじゃないんですって」
いつしか、いがみ合っていた前田さんとオッサンは仲良く店長をなだめていた。
なんだこの風景(笑)
案外この２人、気が合うんじゃねえか？
神レベルのタイミングに、面白すぎて化学反応でも起こしたんかな
何ともマヌケな話だが、この先輩ドライバーが起こした奇跡によって、場は一気に終息しつつあった。
この奇跡がなければ、本社レベルのクレームにまで発展した可能性もある。
ウチの店は責任者から店員まで、ほとんどアホなのだから・・・
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