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結局オレが屁理屈をこねたり、話を反らせたりした結果・・・
前田さんはコンビニの店長に、リオを紹介する事で了承した。
オレはその日の内に、すぐリオに電話する。
もちろん前田さんの気が変わらない内に、迅速に話をまとめたかったからだ。
話の途中で前田さんが命名してたのだが、あんな治安も悪くてたまに強盗とかも入るような
『セブンイレブン武闘派店』
で働く気はオレにはない!
絶対店員もロクでもないのばっかりに決まってる!
『もしもし?稲ぴょんから電話来るの珍しいっすね』
「リオか!?実は良い話があるんだけどよ!」
『その良い話にすごく嫌な予感するんすけど・・・』
ちぃっ!
馬鹿のクセに、こういう時だけカンのいいヤツめ!
「馬鹿、ちげぇよ!お前バイト探してたろ?知り合いの紹介で、ちょうどコンビニの夕勤を探してるらしいんだけどさ。リオやらない?」
『場所はドコっすか?』
「○○通りの裏の○○病院の近くのセブン」
『○○病院の近く?』
「そ、○○病院の近く」
『・・・』
「・・・」
この野郎、何か気付きやがったな!?
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