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『あの辺、夜になると酔っ払いとかチンピラっぽいのとか変なの多くないすか?』
「な、何言ってんだよ。地元民に親しまれてる人情味溢れるコンビニじゃねえか」
『てか誰からの紹介すか?稲ぴょんの知り合い、頭おかしい人多いし』
ちぃっ!
前田さんの名前・・・
出すべきか?
「そりゃどうも!その最先端をいくのがお前だけどな!ちなみに前田さんだ!前田さんの友達が店長やってるコンビニらしい」
『前田さんて・・・あの前田さん・・・すよね』
「多分その前田さんだな」
『・・・』
「・・・」
『絶対そのコンビニの店長も凶悪犯みたいな人じゃないすか!』
「それはオレも思う(笑)でも前田さんも言ってたぞ?リオだったら根性も気合いもありそうだし自信持って紹介できそうだ、って(大ウソ)」
『・・・マジすか!?』
お?
引っ掛かった
「まぁ、そういう事で近いウチに、まず前田さんに紹介するからよ」
『ちょ!待っ・・・』
あ、電話切っちゃった(笑)
オレは次の日に早速前田さんに連絡する。
『おぅ、じゃあコンビニの店長に連絡しとくわ。あんなヘタレでも1ヶ月ぐらいは頭数になるだろ』
リオ、ごめん(笑)
罪悪感は全くないけど
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