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バイトづくしの月日はあっという間に過ぎ、長い春休みがやってくる。
ハジメも期間限定で地元に帰ってきた。
しかもこの時、オレとリオがレンタルショップのＡＶコーナーで物色してる時に、偶然ハジメと顔を会わせる。
「ちょ！(笑)」
「ハジメ！(笑)お前帰って来たんなら連絡ぐらい入れろよ！何で真っ先にＡＶコーナー！(笑)」
「いや、俺が落ち着くと言ったらココかなぁと思って(笑)」
前作の本編には書かなかったが・・・
オレとハジメは高校生の時、住んでるんじゃないか？と思われるぐらいＡＶコーナーに生息していた時期があった。
それこそ半日でも(笑)
いつしかオレ達の落ち着く場所になっており、ミスターの家のガレージに居ない時は、このレンタルショップのＡＶコーナーに行けば大抵会えたという高確率だ。
当時はＡＶは１８才以下だと、頑なにレンタルしてくれなかった。
なのでオレとハジメはレンタルカードを紛失した事にして、年齢をゴマかして新規で作り直す。
身分証明代わりの生徒手帳の生年月日を偽造して。
ちなみにレンタルカードがクレジット化したつい最近まで、店側からはオレもハジメも実年齢より２才上でした(笑)
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