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いっつもいっつもハジメは1人にすると、何かしらやらかしたり巻き込まれたりしてるからな・・・
あのアホはそういう星の下にでも生まれたのか?
オレは1人、用を足しながら何となくそんな事を考えていた。
まぁ、新幹線には何とか間に合ったし、さすがにこれ以上何も起きるワケないだろ
・・・
あるワケないよな?
あったよ・・・
オレはハジメの居る場所に戻った途端、頭を抱えるハメになった。
ハジメの姿が消えていたワケではなく、元居た場所に居る事は居たのだが・・・
何やら見知らぬオッサンとハシャいでるように見えるのは、オレの気のせいだろうか?
しかもオッサンは明らかに外人だった。
「何やってんだよ?(笑)」
状況を掴めないオレは、取り合えずハジメに話しかけるのだが・・・
「おぉ!稲本!この外人のオッサン、ちん○ことかうん○ことか言っても意味分かってないんだぜ!?」
聞きたかったのはソコじゃねえよ・・・
外人のオッサンは、広大な小麦畑とかでオーバーオールと麦わら帽子をかぶって、トラックに乗ってる姿が似合いそうな風貌だった。
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