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｢学ランはチェックだ!!｣
どうよ!!
ちゃんと聞いてるでしょ!!
｢色の話なんだけど｣
はぅ………!!
｢茶色がいいんだよね!?｣
｢………｣
無言で、こっちを睨む。
｢そういえば、棗くんはどっちだった??｣
中学生の棗くんかぁ………。
おっとこまえだろうねぇ。
｢学ランだったけど｣
なにぃ!?
｢見たい!!ものすごく!!｣
私の言葉に、呆れた顔をする。
｢何言ってんの??無理だろ??｣
白い目を向けられた………。
｢それより、マフラー選ばなきゃ駄目なんじゃない??｣
｢うっ………。そうだった。
ねぇ、棗くんはどういうのしてた??｣
｢学ランだから、してなかったけど｣
な!!
｢なんで!?｣
｢学ランは、首がちゃんと閉まるから｣
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