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なっ………!!
｢い、言ってくれるじゃない!?
じゃあ、私にはどんな服が似合うのかしら??｣
大人げないかも知れないけど、あそこまで言われるとカチンとくる。
その言葉に、一瞬驚いた顔をするけどまたすぐに無表情になる。
｢………………｣
無言で、店内を回る棗くん。
慌てて、後ろをついていくけど………。
………………。
もしかして、選ぶ気ない??
まぁ、元々期待してたわけじゃないからいいんだけどさ……。
でも、やっぱりほら………。
あんなこと、言われたんだし??
その、選んでくれてもいいんじゃない??
半ば、諦めかけていた時。
棗くんが、一つ服を取って私に合わせる。
その服は、清楚な感じで私が買わないような服だ。
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