プロローグ

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とある場所にある、ごく普通の学園に通っている青年。 青年は肩ほど伸びた淡い赤色の髪を靡かせ、学園の廊下を歩く。 青年の顔はかなり整っており、すれ違う女子生徒は彼を振り返り見とれている。 男子生徒も彼を妬ましい目で見るのではなく、彼を見付けては、気さくに声を掛ける。 それだけを見て彼の人望の良さや人柄の良さが伺える。 彼は、〝Ⅰ-Ⅱ〟と書かれたプレートのある教室へと入っていった。
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