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「まずは、わたしが魔法使いっていうのは覚えてる?」
「うん 覚えてるけどそれがなにか関係あるの?」
「あるの。 それじゃ歴史でもわかってるもう1つの世界の人だったわたしの息子ってのは覚えてる?」
「覚えてるよ」
「隼人ももう高校生になるでしょ?だけど隼人の中に眠ってる魔力が予想より大きくてこの世界の学校には通えないのよ」
隼人は少し考える素振りをみせると魅癒羽音に言った。
「……だから、もう1つの世界の学校に通ってくれないかってこと?」
「相変わらず鋭いわね、そういうことなんだけど…どうかしら?」
「こっちでの…」
「心配いらないですよ。」
こっちでの生活はどうなるのかと聞こうとした所に2人とは違う女性が現れた。
「ぅおっ!? うわわっ」
ドンッと大きな音をたてて隼人は椅子から床におちてしまった。
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