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「どゆこと?」
オレが聞くと半泣きになりながら
「俺達さ、隣りのベットでカーテンでしきってあったろ?」
そーなのか?
記憶にないな…
「まぁそれでな…
オレは悠哉より30分はやく目が覚めたんだよ」
で?
「んでカーテンごしに悠哉の声で…お前誰だよ~的な声が聞こえてさ
心配になって…」
なぁーる
だからオレが目を覚ました時にこいつが横の椅子に座ってたのか。
「あぁ…あれは変な夢を見てただけだから気にすんなよ」
そうゆうと、慎哉は安心したようで…
「なんだ良かった~」
などと笑いながら話す。
まったく、そんなことで心配するなんて昔の慎哉なら考えられないな。
そして俺達はたわいもない話で盛り上がり、並木道を過ぎ去った。
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