皆無

5/5
前へ
/55ページ
次へ
「つまり…お前は事故で頭を打って一部の記憶を失ったって事」 男は正解を言い放った なるほど… 俺は事故にあったのか 「俺の記憶を失ったのは分かった」 そう言って俺は 「お前の名前は誰なんだ?」 そう言った 「俺か?…」 そしてニヤリと笑って 「俺は弓雪快」 ユミユキカイ? 思い出せない… 「じゃぁ…またお大事にな」 と言って弓雪というやつは部屋を出た 「弓雪…」 その名前には不思議と懐かしさが残った。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加