序章~不幸に不幸は重なるもの。これを『超不幸』という~

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…もういい。どうとでもなれ。 夕闇つくよはポケットの中の剣の形をしたストラップを取り出した。 ストラップが輝き始める。 すると、ストラップが本物の剣となった。 大丈夫、気絶させるだけ。 夕闇つくよは剣の柄で強盗の腹を付く。 しかし強盗はピンピンしている。 夕闇つくよは力が無い。俗に言う貧弱である。 高校2年生にして握力が 左15 右15である。 しかし、剣を持たせるとドラクエで言うもうじきレベルカンストってぐらいの強さになる…筈だが。 「てめぇ、殺されてぇのか!」 強盗が叫ぶ。 私には手加減というものが出来ないみたいだ。 …死なない程度になら…大丈夫だよね? 夕闇つくよは剣を構える。 そして、強盗の体に刃を向ける。 …店員が笑顔で頷く。 そして私は刺した。 急所は避けた筈だけど、刺さってたらごめんね~ 強盗が倒れる。 またつまらぬものを刺してしまった… 私はコンビニを後にする。
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