序章~不幸に不幸は重なるもの。これを『超不幸』という~

4/9
前へ
/51ページ
次へ
夕闇つくよは下校する。 しかし、何か忘れている気がする。 何を忘れたんだろ…? まぁいい。忘れるぐらいの小さな事だろう。 「うぉぉぉりゃあ!!」 はいはいまた来ましたか不良さん。 強制退場ですさようなら。 つくよはスキンヘッドのいかにも悪そうな不良を一閃した。 ん、今日は人数が多いな…めんどくさい… 「うぉぉぉりゃあ!!」 うぉぉぉりゃあ!!って何!? またもつくよは一閃する。 あ、思い出した! つくよは一閃する。 警察だ!ポリスだ!あーもーなんでもっと早くに思い出せなかったんだろ…ここからじゃ1時間は歩かないといけないよ… あーもー明日でいいや。 でもちょっとイライラするな… 0.23秒の思考。 おー目の前にストレス発散できそうな不良が沢山いるぞ~ 棒読みである。 大丈夫大丈夫。殺しはしないって。多分だけど。 「連。」 連とは多数の敵を連続で斬る技。 名前はつくよが付けたというのは内緒である。 「うぎゃん!」 「ぎゃふん!」 「ぷぎゃー!」 …最低の断末魔だね。 多分生きてるけど。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加