序章

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祖父の家に行く途中電車の中で揺られながら・・・. 小さな子供がなにやら写真を見ている。 その写真には真っ赤な大きなドラゴンがとられている。 夏休み祖父と会うことが行事になっていた少年の家族は電車で祖父の家に向かっていた。 同じ考えの人も多いのか客は多く席は満席だった。凄くにぎやかな車両だ。 少年の姿をみていた父は一言 「もうすぐじいちゃんちだぞ!!」 祖父の家に着くとしると少年はトイレに行きたくなり・・・ 「父ちゃん、母ちゃんちょっとトイレ行って来ていい?」 両親はお互いの顔をみて笑みを浮かべて母が・・・。 「いっておいで!お母さんはいかなくていいよね?」 「うん!」 少年は満面の笑みをうかべた。 「ご利用ありがとうございます。もうすぐ終点です。降りる際には忘れ物のないようお願いいたします。」 それを少年が聞くと少年は急いで写真を隣にいた父親に渡した。 少しごたごたしている車両の中でトイレに向かう途中におもいっきり男にぶつかった・・・ 少年はふきとんですぐに。 「ご、ごめんなさい!」 そういうと少年は急いで男の隣をすっとよけて電車のトイレに向かった。 男は少し怖い顔をして少年の後姿をみた。
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