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謡「ただいま~」
誰もいないアパートに響く自分の声はなんとも虚しい。
仕事を終えてクタクタの体をソファへダイブさせると、テーブルの下にいた生物と目が合った
謡「………」
?「こんにちは;;」
おもむろにタウンページを開く
謡「…動物保護ってどこにかけるんだっけ?」
?「動物!?どこどこどこ!!?」
謡「喋ってる…ゴリラが喋ってる…!!」
?「俺ゴリラじゃないからぁぁぁ!!!ちゃんとした人間だからぁぁぁ!!!」
謡「ゴリラがゴリラじゃないって否定してなんになる!?何も残らねーよ!!なんも残らねーからゴリラだって認めろ!!バナナやるから出ていけ!!」
ゴリラ「ゴリラじゃないって言ってるでしょう!!?本人が人間って言ってんだから人間なの!!だからこのセリフ前の『ゴリラ』ってやめてぇぇぇ!!!」
謡「ちっ。人の家勝手に入って何言ってんだよ!さっさと名前教えて。警察に突き出してくれるわ!!」
?「待って待って;俺、警察だから;;真選組局長近藤勲って言うんだ!」
謡「ハッ!?」
名前を聞いて固まる。
そして、テーブルの下から這い出した自称近藤勲をまじまじと見る。
確かに銀魂で見た近藤勲そっくりだ。
謡「近藤さん、残念なお知らせです」
勲「何?」
謡「ここはあなたのいた世界じゃないです。信じる信じないはあなたの自由!!」
勲「えぇぇぇ!?」
謡「逆トリするならなんで総悟を連れて来なかったんだよゴリラぁぁぁ!!!あたしの総悟との逆トリウハウハフラグをどうしてくれるんじゃああぁぁぁ!!!」
勲「不可抗力ぅぅぅ!八つ当たりもいいとこだからぁぁぁ!」
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