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「いいえ、僕はアルバイトでいいです。契約期間が過ぎたら次の仕事が待ってますから・・・。」 と篤史は先輩警備員の誘いを丁重に断ると 「お疲れさまでした。」  「体きぃつけてな・・・。」 と挨拶もそこそこに篤史は鞄を持ち立ち上がって休憩所を出た。 「うわっ、まだ降ってやがる・・・。」 「今日は走ってかえろ・・・。」 と呟くと一目散に駅に向かって走って行った。
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