焦燥

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部屋に戻って、一日をどう過ごそうかと考えた。 公園にペンキを消しに行かなければならなかった。 あのまま置いておくのはまずかった。しかし、もう一度ひとりであそこへ行くのが怖かった。 寂れた公園で人に見つかる可能性は少ないから今度にしよう、自分に言いわけをした。
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