4人が本棚に入れています
本棚に追加
バンッ!!!!!!
アルトが出てきたのはそれから10分後のことだった。
その姿は、小柄な女。
そして服は乱れまくりだった。
「アルト様大丈夫ですか!」
「大丈夫じゃねぇよ…あの糞野郎…きたねぇもの突っ込みやがって……っ」
「え。」
「あんだよ、イかせてくれてもいいじゃねぇか。」
アルトより遅れて出てきた神様も、上半身裸のままベルトをしめながら出てきた。
「ア、ア、アルト様になんてことするんだぁぁぁぁあ!!!」
「これだけで済ましてやったんだから、ありがたく思えっての。」
「これだけでって!!!」
「ま、条件は飲んでくれたからな。許してやんよ。」
「条件?」
服をただし終わったアルトが、嫌そうに答えた。
「…しばらくゼジルをうちに住ませる。」
クロームの悲鳴が、朝のならない森に響く。
最初のコメントを投稿しよう!