No.1

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バンッ!!!!!! アルトが出てきたのはそれから10分後のことだった。 その姿は、小柄な女。 そして服は乱れまくりだった。 「アルト様大丈夫ですか!」 「大丈夫じゃねぇよ…あの糞野郎…きたねぇもの突っ込みやがって……っ」 「え。」 「あんだよ、イかせてくれてもいいじゃねぇか。」 アルトより遅れて出てきた神様も、上半身裸のままベルトをしめながら出てきた。 「ア、ア、アルト様になんてことするんだぁぁぁぁあ!!!」 「これだけで済ましてやったんだから、ありがたく思えっての。」 「これだけでって!!!」 「ま、条件は飲んでくれたからな。許してやんよ。」 「条件?」 服をただし終わったアルトが、嫌そうに答えた。 「…しばらくゼジルをうちに住ませる。」 クロームの悲鳴が、朝のならない森に響く。
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