エピソード1 カールスラントの魔女

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部屋から出るとちょうどルドルファ大尉とオッド中尉に会う。 ナタリー・ルドルファ、彼女はミュンヘン出身でオストマルクの戦いから参戦している古参兵である。短髪で眼鏡を掛けている。固有魔法は「誘導弾」これは1つの物体を自在に操れる魔法。したがって彼女はパンツァファウスト(ロケット砲)を使用している。 隣のちっこいのはネリア・オッド。ダイナモ作戦で初出陣しそのまま部隊に配属された。かなりの破天荒だがやるときはやる子だ。 ナタリー大尉とはダイナモ作戦で知り合ったが部隊が違うため、この部隊に配属された時に再会した。 ナタリー大尉曰く「命の恩人」だそうだ。まぁ過程を聞くと長くなるので省略する。 「あれれ?3人ともこんな時間にどうしたの?」 とネリア。 「それはこっちの台詞だ、ミーナに用か?」 バルクホルンは2人に訪ねる。 「大した用事じゃないんだ。ただ明日の休暇の外出許可を貰いに来ただけだよ?」 とナタリー大尉が許可書を見せる。 「なるほど…それじゃ失礼するよ。」 「あぁ、おやすみ」 「おやすみ」
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