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「…とまぁこんな感じですね」
「なるほど、では我々はこちらで…」
「はい、構いませんよ少佐」
「では…」
刻々と時間が過ぎる中ルドルファ大尉は尻目で2人の会議の終始を傍観者のように眺め、聴いていた。
「これで以上になりますが、よろしいですか?ルドルファ大尉」
「ふぇ?」
急に中佐に振られて素っ頓狂な声をあげる。
「…」
無言の訴えを主張するバルクホルン少佐の視線を感じた。
「私からは特に、後ごちそうさまでした」
空のティーカップを掲げて礼をする。
「いえいえ、お粗末様でした。」
笑顔で応答した中佐は席を立つ、それを合図に2人も席を立ち一礼する。
「では、これからよろしくお願いいたしますね」
それだけ言い残すと部屋を後にする中佐、それに続く用に退出すると外はすっかり日没の色を見せていた。
「明日からはハードになりそうね」
「そうだな、今日はゆっくりするとしよう」
「了解で-す」
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