エピソード2 仮設前哨基地

9/13
前へ
/51ページ
次へ
翌朝。 第4飛行隊の面子がハンガーに集まり各個ストライカーを装備し、銃器を担いでいた。 10分前… 「506JFWから入電!ベルリン市街からこちらへ南下するネウロイを捕捉との事!現在506JFWは別動隊と交戦中、迎撃ならず」 「なお、タイプは旧型のディオミディア7機、円盤形が数機。」 「各員対空戦闘配置!航空歩兵隊は各個出撃、敵を殲滅せよ!!」 「敵はディオミディアを中心とした小規模編隊だ、護衛の円盤形の数はわからんが100はいるだろう、油断はするな!」 「第3中隊は雲の上に上がり奇襲でまずは親玉から雑魚を引き離せ、第2中隊は護衛の雑魚を殲滅、我々第1中隊は親玉を叩く」 バルクホルンは簡潔に作戦を伝えるとFw-190のエンジンを噴かす。 「出撃!」 バルクホルンが先陣をきり離陸し、次々とウィッチーズが大空へ舞い出ていった。 それを陸軍兵士が見送った。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

87人が本棚に入れています
本棚に追加