エピソード2 仮設前哨基地

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第3中隊の高高度からの奇襲は成功し、左右にバラけた円盤形はネウロイ前方で半月形体で待ち構えた第2中隊によって蹴散らされていった。 「バルクホルン少佐、雑魚はこちらの2中が全部相手しますよ~」 「こちら第3中隊、これより突撃支援、対空Sマイン発射よーい!」 「「ヤー!!」」 第2中隊からの援護と第3中隊からの対空Sマインの支援が始まった。 一瞬の閃光と共に大爆発を起こしネウロイの軍勢を黒煙が飲み込む。 「第3中隊、作戦区域警備、第2中隊、撃ち方止め!」 味方の射撃が収まるのを見計ると残りの部隊は直ぐ様ロッテ編隊で散開する。 「ネリア!行くわよ!!」 「はい」 早速先陣をきるのはルドルファー大尉とオッド中尉のペア。 ルドルファーは腰に挿したパンツァーファウストを二本構えると黒煙から姿を現した一体のディオミディアに発射する。 発射した弾は防衛体制に入ったネウロイのビームを軽々と意思を持つように避けて進む。 「私の固有魔法「誘導」…侮らないでよ♪」 そしてネウロイに着弾しコアを露出したネウロイは攻撃体制から修復体制に入った。 「させないっ!」 ルドルファーの弾道を追っていたオッド中尉のFG42機銃が火を噴き、高速で弾をコアに叩きつけた。 そして弾けるネウロイ、それを確認。 「ルドルファー、ネリア一機撃墜」
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