エピソード1 カールスラントの魔女

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基地に着くとブリタニア兵が、新たに入荷した武器や食料を運んでいた。 「おぃ!それはあっちだ」 「わーってるよ!こいつ重いんだよ」 トラックからリベリオン製のM2機銃やら弾薬箱を積み下ろしているみたいだった。 一方、ハンガーの片隅ではストライカーや戦闘機、砲座などの残骸があり、技術班が再利用可能な部品を回収していた。 「シャーリーだったらあーゆーので凄いの造っちゃうんかな?」 ハルトマンは機体の残骸を見て呟く。 「だろうな、最近あのリベリアンから手紙来てないな」 とバルクホルン。 「あっはぁ~もしかしてトゥルーデぇ~寂しいの?」 「なっ!何故私は別にあんなリベリアンの…」 「はいはい」 ハルトマンの茶化しにマジでリアクションするバルクホルン。 「あの~、ハルトマン大尉、あまりバルクホルン少佐をいじめないでくださいね…」 「あーはいよ、にしし」 「シュマイザー少尉までなにを言ってる!?」 「はいはい。トゥルーデ、早く報告書書いてね!」 「たまにはお前がかけぇぇハルトマン!」
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