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空歌カコ
SINGLOIDのブームを巻き起こした起点のソフトである。スカイブルーのセミロングの髪で特に結わいたりしていない。
笹川「まぁたまには違うのもいいもんだぜ」
秋田「だな」
通学路を進んで行くと途中で別れ道がある。笹川と秋田はそこで帰路が別に
笹川「じゃあな、秋田ぁあ！？」
秋田「うっさい！いきなり叫ぶな！」
秋田は何故か叫んだ笹川に文句を言う。笹川は何故か秋田の方を見て固まっている。
笹川「………………」
しかも無言でペタペタと何かを確かめるように秋田の顔を触ってきた。
秋田「…………スゲェ気持ち悪いわ！」
秋田はベシッと笹川の手を払う。手を払われた体制で相変わらず秋田を見詰める。
笹川「……ワリィ勘違いだったぜ」
秋田「何の勘違いがヒジョーに気になるな」
笹川「何でもない！！何でもない！！取り敢えずお前は気にするな！！」
何となく納得がいかないが秋田は笹川に別れを告げ自分の家へ帰って行った。
笹川「……………」
笹川は段々と小さくなって行く幼なじみの姿を見届ける。
一瞬秋田の姿がノイズがかかったかのようにブレたのを気にしながら………
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