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秋田(読めないな)
世界が色褪せて全てがグチャグチャになり分からなくなる。
『―――――!』
そのグチャグチャになっていく世界で確かに誰かの声を聞いた。すごく平淡な調子だが心がある声だった。
秋田(何を言っている?)
秋田「ん?」
秋田が目を覚ますとテレビの光だけが部屋を照らしていた。どうも太陽は沈んでしまったらしい。
部屋の電気を点けて時間を確認すると7時だった。
秋田(今日は早めに寝るか)
さすがに何度も気を失うように寝てしまうのはゴメンだ。
秋田は夕飯を食べ、風呂に入る。そして自分の部屋に行く。
その時部屋に違和感を感じた。
秋田(パソコンつけっぱなしだったっけ?)
帰ってきた時にはついてなかったことを思いだし、少し不気味に思いながらパソコンの電源を落とす。
そしてベッドに入って眠りにつく。昼寝をしたにも関わらずその時は何故かすんなりと寝れた。
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