( ＾ω＾)はソウルカウンセラーのようです

１

―――……

いつもの喧騒の中

小さなプレハブに人気が戻った

/,'3｢…本当にありがとうございました｣

/,'3｢……胸のつっかえが取れたようじゃ…｣

( ＾ω＾)｢もうしばらく暮らしていれば昇華できますお｣

/,'3｢…何だか待ち遠しいですじゃ……ほっほっほ…｣

荒巻はホッとした顔で笑った

( ＾ω＾)｢…役に立ててよかったですお｣

( ＾ω＾)｢もうそろそろ日が暮れますので…………｣

/,'3｢……では｣

( ＾ω＾)｢もう会う事が無いように｣

ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ

一礼した後、荒巻はドアを開け、路地裏に出ていった

またいつものように退屈な空間に戻ったプレハブはビルの陰にヒッソリとしている