俺と奴の生命線

嫉妬

龍雉「ミーシャ、あのお嬢様と話したのか？」

ﾐｰｼｬ「話し？するわけないでしょ。私の顔を見ればいつも怒鳴り散らしてくるだもん。」

ですよね。まあ、お前も似たような所があるからな。でもな・・・

それだと、あのお嬢様の思いは届いてない。変えるとしたら向こうか、でもミーシャも少しはわかっていると良いんだが。

龍雉「俺、あのお嬢様とダライさんの所に行くよ。２つに割れているから直す事が出来るのかはわからないが一応、仲介はしないとね。」

ﾐｰｼｬ「私も「お前は留守番」

龍雉「お嬢様の事が終わったらミーシャの所に行かせるけど、お前も少しはわかってあげな。あのお嬢様のこと。」

ﾐｰｼｬ「わかるって何をよ。」

理解できなそうに、睨んでくる。俺を睨まないでくれないかな。咲耶も咲耶で、さっきから無言だしな。

龍雉「昔を思い出せば、ヒントになるんじゃないかな？咲耶、フェルにヨームにリルム行くよって、お前ら冷蔵庫漁るな。」

無理矢理冷蔵庫から引き剥がしす。駄々をこねながらリルムに外に行かせて元の大きさに戻ってもらい、ミーシャに「ちゃんと思い出してあげなよ」と、残して咲耶を担いでリルムの背に乗り、空に飛んでいった。