7人が本棚に入れています
本棚に追加
巧たちは、厨房にある食材で料理をした
腹が減っては戦はできぬ
といったところだろう。
「卵、三個」
「ん。」
「たーくーみーまだぁ~?」
「だーっとけ!これからだ」
「お腹すいた…ぁ」
ピーッ!ピーッ!
ケータイが再びなった。
「来たか!!」
『距離15㍍…二名、武器はマシンガンとハンマー』
「マシンガンって!!」
「銃撃戦になるぞ…巧!お前が一番この殺人には向いている…殺れ!」
「殺れって…できるかよ!んなこと!!」
「殺れ!巧!この世界は殺らなきゃ殺られるんだ!!」
その言葉に…俺の心臓が
ドクンッと跳ねた…。
ヤラナキャヤラレル…
バタンっ!!
「隠れても無駄さね!」
「出てこいネズミども!!」
スガガガガ!!
マシンガンを連射する音が
する…。
「マシンガンの推定弾数は100…100発撃ち終わるまで回避し続ける…行くぞ」
俺たちは勢いよく飛び出す
「死ねっ!!」
ハンマーを持った男が麗に
飛びかかる。
が、麗は日本刀で受け止める
俺は言われた通りに、マシンガン野郎と銃撃戦。友里も一緒だ。
しかし、マシンガンと拳銃。
レベルが違いすぎだ。
マシンガンの推定弾数が100なら、俺の拳銃の弾数は8
あまりにも差が大きすぎる
「ヤバッ弾切れっ!」
「すきありぃ~っ!!」
「巧っ!!」
スガガガガ!!
マシンガンの一発が…
友里の腕に当たった。
しかし、中に入ってはない
肉をえぐっただけのようだ。
「っ…!」
「友里…っ!」
「構わないで!早くあいつを殺らなきゃ…」
「わ、わかった…」
俺はすぐに弾を装填した。
「あは~ぁ゙死ね死ね~!」
「テメーがな。」
ズガガガガ…
90…100!!
「あれ?弾切れ…」
「死ね」
ドン!!
「ぐあぁあっ!!」
百発百中。
巧は赤く染まった遺体を
満足そうに見ていた…。
最初のコメントを投稿しよう!