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「レガントの威力を見よ!」
巧はレガントを回した。
すると連続で弾が出る。
しかもマシンガンのように
身体がブレる。
「うわわわわわ…」
巧はレガントを逆方向に
回す。すると連射は止まる
「スゲーな…それ」
「あ…あぁ…」
ピーッ!ピーッ!
ケータイが再びなる。
『敵、三人。東に70㍍…1人が殺られそうです』
「1人殺られそうだって」
「助けにいってみるか…」
俺達は東方向に走った。
「おいテメェ…サープル持ってんだろ?くれよ!」
「サープルなんて持ってないよ…」
「んじゃアルスコームは?」
「持ってない…」
巧たちは、ビルから三人の
会話を聞いていた。
「サープルってなに?」
「アルスコームって?」
サープルとは仕掛け用爆弾
踏むと幻覚に操られ、自分
を忘れて死を選ぶ…。
アルスコームとは
ナイフのひとつ。
しかし、そのナイフは透明
なので、どこにあるかは
わかりづらいだろう。
気を付けろ、そこにも
アルスコームが落ちている
かもしれない。
「いいなぁ…アルスコーム」
「助けたらもらえるかもよ」
「行こーぜ!」
巧たちは、武器目当てで
助けに行った。
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