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「おい、いじめはやめろよ」
「あぁ?なんだテメーら」
チンピラの口調で喋る男。
男たちの武器は見たことの
無いものだった。
「その女の子いじめんなっつってんの~」
「んだとコラァ」
「やんのかテメー!!」
「来んなら来いやぁ!!」
男Aは煙に包まれた右手を
こちらに向けて放った。
それを受けたのは麗。
麗は寸前で交わす。
「あっぶね…」
「危なくねぇよバーカ」
男Aはくるんと横回転し、
麗に背を向けたところで
ひじのスイッチを押した。
するとひじから光線が出た
その光線を麗はモロに浴びた
「麗っっ!!」
「その光線を浴びた奴は一時間で毒が身体中に回る…この光線は有毒だからなぁ…」
「麗…っ!…麗…!!」
友里が倒れた麗に抱きつい
て泣く。
「その男も長くはないぜ…」
「許さない…っ!!」
許さない許さない許さない許さない許さない許さない…!
友里がゆっくり立ち上がり
男たちを睨む。
その目からは殺気が溢れ出
ていた。
「許さない…!…あんたは…あたしが殺す!!」
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