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そこにはいつの間にか女が立っていた。マントの様な物を着ていて、フードを深く被っているため、顔は見えない。
???「…流石だね。いつから気付いてた?」
浦原「初めっからっすよ。…何の用ッスか?」
???「見に来ただけ。まぁ、あなたが我々の妨げとなるのなら…今、この場で…消す」
そう言って女は刀の柄に手をかけた。
浦原「アタシにあなた方の目的なんて分かるわけ無いッスよ…それとも…
・・・・・・
アタシの存在があなた方の妨げになると危惧してるんスか?」
浦原の眼光が鋭くなり、斬魄刀・紅姫に手をかける。
???「…やはりあなたは我々にとって脅威になりそうね…」
女はそう言って、
抜刀すると同時に切り掛かった。
ギィン!
浦原は紅姫で受ける。
押されたのは…
浦原「くっ…!」
…浦原だった。
浦原は相手の斬撃を受け止め、受け流し、回避する。
だが、相手の打ち込みも早く、そうすることさえ困難だった。
ギァン!
刀を弾き、距離を取る。
浦原「…(この力…予想以上に強いッスね…)」
???「考え事…?随分と余裕だね」
浦原「…!しまっ…」
ガン…
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